【書評】堀江貴文著「ゼロ」から学ぶ効果的な勉強法【ホリエモン】
ホリエモンこと堀江貴文さんの名著、「ゼロ」を読了しました。
どうも、北海道の会社を退職して世界を旅するように生きるデザイナー兼ブロガーのミロク(@mirokurocloverZ) です。
4年も前に世に出ていた本を何を今更と思うかもしれないが、自分自身の備忘録的にもここに書いておこうと思います。正直、学生時代に出会いたかった本です。
ぼくがこの本で特に感銘を受けたのが勉強法についてです。
これは第3章の「カネのために働くのか?」の中の仕事を好きになるたったひとつの方法で書かれてます。
大きく分けて二つあります。
①自分の手でルールをつくること
②遠くを見ないこと
堀江氏はこの章で人はなにかに「没頭」することができたとき、その対象を好きになることができる。と言っています。
つまり仕事(勉強)に没頭すればそれを好きになる。ということである。
たしかにゲームとかギャンブルとか好きな人ってそれに没頭してるイメージがありますよね。アイドル好きな人とか、狂ったようにSNSで情報を収集したり。好きだからやってるんですよね。その順番を逆にするっていうか、まずは没頭してみる→好きになるという感じか。
じゃあどうすれば没頭できるのか?
堀江氏は「自分でルールをつくること」を何かに没頭する手法のひとつとして紹介しています。
なるほど、自分の手でつくったルールなら勉強も仕事も受動的になることなく納得感をもって取り組めそうだ。「やらされている」から「自分の意思でやっている」になるわけだから。たしかにこのふたつは何かに取り組む姿勢が大きく違ってくる。
そして、そのルールづくりのポイントとしてあげているのが二つ目の
「遠くを見ないこと」だ。
以下本文引用
受験の場合も、たとえば東大合格といった「将来の大目標」を意識し続けるのではなく、まずは「1日2ページ」というノルマを自分に課し、来る日も来る日も「今日の目標」を達成するだけを考える。
これには衝撃を受けましたね。あ、そうやって勉強すればいいんだ!って笑
勉強のやり方がわからないっていう人は少なくないと思うんです。ぼくもそうだったし学生のころにこれを理解していたら成績は大きく違っていたことでしょう。
さらに堀江氏はこんなわかりやすい例えを用意してくれています。
フルマラソンと100メートル走の関係
フルマラソンを走ってる途中で挫折する人は多いけれど、さすがに100メートル走を途中で挫折する人はいないということです。
わかりやすい!
まとめ
「ゼロ」から学ぶ効果的な勉強法それは
自分でルールをつくって、今日1日の目標に向かって努力し、それを繰り返す!
大きな目標を掲げることも大事ですがまずは1日、1時間でもいいので全力を出す。
余力を残さずペース配分も無視で走りきる!
さいごに
「ゼロ」は堀江氏のこれまで歩んできた人生を通して、働くということに焦点を合わせて書かれている。家族や大学生活のことやお金のことを読んでいると、あのホリエモンが空の上の存在ではなく身近な存在に思えて、親近感すら湧いてくるものがある。
テレビではズバズバとものを言って、金の亡者とか言われてるけどそうじゃない。ただ働くことが大好きなひとだということが、この本を読むことでわかる。
勉強法で悩んでいるひとに手にとってほしい一冊です。