電車やバスが無料になる!災害時に見る日本が見習うべきオーストラリアの文化
2017年3月28日オーストラリアの北東沿岸に強力なサイクロン「デビー」が上陸し、数千人が避難するほどの大きな爪痕を残した。
どうも、オーストラリア在住のミロクです。
デビーというサイクロンがどれぐらいすごかったかというと、発生した洪水によって道路にサメがいるぐらいです。
サイクロンの影響でぼくが今住んでいるブリスベンも朝から大雨でした。
大型ショッピングセンター内にある各店舗も平日昼間なのにも関わらず軒並み閉店、帰宅を余儀なくされた店員さんやサラリーマン、学校が休みになった学生による長蛇の列がバス亭にできていました。
びっくりしたのがこの日は電車やバスが無料。
日本では考えられないですよね。
日本で台風が発生したときはよくSNS上で
バイト「電車止まってます」
店長「タクシー使ってこい」
バイト「白目」
みたいなネタ的な投稿を見たりしてまさに日本だなという感じなんですけど、やはり災害があったときは仕事より人命を優先すべきと思います(もちろんバスや電車の運転手も仕事なんですけど。
タイトルに日本が見習うべきと書きましたが日本は災害に対して少し麻痺を起こしているのかもしれません。直撃する台風、頻発する高震度の地震、ちょっとやそっとじゃ驚かなくなってきてますよね。
そういった「麻痺」から起こるとっさの判断ミスや判断の後れで命を落としかねない、そんな国日本はオーストラリアの
「今日はもうムリっしょ?かえろっ。交通手段は無料にするからさ」
という姿勢を見習うべきなのかもしれません。