今日からオーストラリアはサマータイム!日本との時差は?サマータイムとは?

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2017年の10月1日(日曜日)からサマータイムが始まります。日本とオーストラリアの時差は?そもそもサマータイムとは?

 

どうも、ミロクです。(@mirokurocloverZ)

日本ではあまり馴染みのない「サマータイム」という言葉ですが、そもそもサマータイムってなんやねん!ってことで調べてみました。

 

 

目次

 

 

 

サマータイムとは?

時計の針を1時間早く進めるという大それた制度のこと。英語ではサマータイム、日本語では夏時間制度、オーストラリアでは「デイ・ライトセービング(daylight saving)」と呼ばれ、「DST(daylight saving time)」などと表記されます。

時計の針を1時間早めちゃうとんでもない制度なんですけど実は世界の70カ国以上で導入されています。

 

 

サマータイムの期間は?

オーストラリアでは毎年10月第1日曜日から翌年4月の第1日曜日までの約半年間の間がサマータイムと呼ばれる期間になります。

 

 

サマータイムはなんのために?

時計の針を1時間進めるとかなんでそんなややこしいことするのかというと、夏になったら太陽の出ている時間を最大限に活用しよう!っていうのが狙いです。

夏場は夕方の明るい時間が1時間延びるし、日の出が早くなる朝の時間も同時に有効活用しようって考えのもと生まれた制度です。なんかこうして見ると日本の社畜を夏の間もっと長く働かせようっていうブラックな制度に思えてきた、日本にサマータイムないけど。

 

もうひとつある導入理由としては照明用電力消費節約などの省エネ効果に期待する声が大きい。

 

 

オーストラリアのサマータイムで注意すること

ご存知の通りオーストラリアはめっちゃでかい。広大な国土が持つ州や地域によって3つのタイムゾーンに分けられています。

ところが、サマータイムの期間はこのタイムゾーンが5つに増えます。

以下は日本との時差をわかりやすくしたタイムゾーンの地図です。

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参照:2017-18年のオーストラリアのサマータイム(DAY LIGHT SAVING)

サマータイム期間中、またはサマータイムと通常時間との切り替わりの時期に旅行とかで飛行機、バス、電車の時刻表には注意が必要です。把握してないと大変なことになります!例えば時計の設定をサマータイムにし忘れていて飛行機の予約やツアーの集合時間に遅れた!なんてことも起こり得るのです。

 

なのでサマータイムの始まりと終わりの時期はなんとなく頭に入れておくといいでしょう。また、上の画像みたいにオーストラリアではサマータイムを導入していない州もあるのでそこんとこも注意が必要ですね。

 

 

日本におけるサマータイム

日本でもサマータイムを導入していた時期がありました。マジでか。

調べてみると1948年から1951年の戦後ですね、生まれてなかった。そのときはサマータイムじゃなくて「サンマータイム」って呼んでたらしい、めっちゃ懐かしい!って思って見てくれてる人がいたら嬉しいな。

 

日本で失敗した理由は当時「貧しかったから」だそう。「残業が増えて廃止になった」っていうのは違うらしい。たしかに戦後すぐの日本は残業なんて今みたいに当たり前じゃないよね。

 

その後もちょいちょい地方で導入実験を試みてるんだけど「プレミアムフライデー」のように定着することはありませんでした、おしまい。

www.mirokukasai.com

 

 

さいごに

調べていると日本もサマータイム導入すればいいのにって思うことばかりでした。サマータイム導入賛成派の人たちってのがいて、みんな海外の生活とサマータイムを経験していて、反対派はそもそもサマータイムがなんなのかすらよくわかっていないよ!みたいな、これは一部だと思いますけど。

 

「変化」することをとにかく嫌う日本では「デメリット」のほうの意見というか声が大きくなりがちですけど、現在の視点と状況でまたトライしてみてほしいですね、ダメならやめればいいし。単純にサマータイムがある日本を見てみたいし、サマータイム導入でまたTwitterが大喜利を始めることでしょう(それが見たいだけ

おわーり