なぜタマゴとウサギなのか?オーストラリアは大型連休ハッピーイースター!
イースターとは日本ではあまり馴染みのない文化だと思います。
どうも、オーストラリア在住のミロクです。
日本にゴールデンウィークという大型連休があるように、ここオーストラリアにも「イースター」と呼ばれる大型連休があります。
目次
そもそもイースターとは
イースター(easter)は日本語で復活祭。そう、あのイエスさんちのキリストが三日目に復活することを記念した日なんですね。キリスト教においてはクリスマスの次に重要な祭日かつ、歴史上最も古いお祭りです。
イースターはいつ?
クリスマスと違ってその年によって日にちが違うのが特徴のイースター。
「3月の春分(オーストラリアでは秋分)の日の後の最初の満月の週末」がイースター。
ややこし過ぎワロタ
現地の人たちはだいたい4月の第二日曜らへんって覚えてるそう。
金曜日・Good Friday
イエス・キリストが十字架にはりつけられた日。はりつけられた日をGoodとするのはどういうことなのか。
土曜日・Holly Saturday
またはBlack Saturday、Easter Eveとも呼ばれてます。イエス・キリストが墓に安置された日。
日曜日・Easter Sunday
死んだはずのイエス・キリストが生き返った日。この日が本番。
月曜日・Easter Monday
イエス・キリストが天国に行く日。
なんでタマゴなの
イースターエッグというタマゴが「新しい生命の誕生」ということで復活のシンボルになっているほか、春分の日で卵は豊穣の象徴に由来しています。
オーストラリアのスーパーに行くと2月ぐらいから「Easter Egg」という卵型のチョコレートが売りに出されています。
また、家族向けの行事として公園や庭に置かれた卵を血眼になって探す「イースター・エッグ・ハント」や殻を割らないように極限まで集中力を高めてゴールまで転がす「イースター・エッグ・ロール」などが各地で開催されています。
なんでウサギなの
イースターバニーまたはイースターラビットと呼ばれる卵を運んでくるうさぎです。ウサギはたくさん子どもを生むことから豊かな生命の象徴とされています。
しかしオーストラリアではうさぎは農作物を荒らす害獣の扱いを受けていたため、ビルビーと呼ばれる小動物にとって代わることもあるそう笑
イースター付近の期間はうさ耳をつけて接客する従業員を多く見かけることができるほか、ドレスアップした美女がうさ耳つけてクラブに行っていたり、ビーチではビキニ姿でうさ耳の美女がバレーをしていたりと、イースター最高と言わざるを得ない週末になることは間違いないでしょう!
さいごに
日本の大型連休のゴールデンウィークとは違った面白さがありますよね。ゴールデンウィークでやることといえば花見か、あとは新歓とか?
多くのオーストラリア人はイースターを家族で過ごしたり協会に行ったりします。
イースターの金曜と日曜はどこのお店やレストランも休業しているところが多いです。(チャイナタウンとかは別)なので土曜のショッピングセンターは激混みです。そしてイースター期間中の仕事はダブルペイと言って給料が2倍になることもあります!(ぼくは運良くイースター期間中に仕事が入っていたのですが時給が倍になりました!やっぴ♪)
公共交通機関は運行していますが、イースター期間の特別時刻表で運行しているのがほとんどです。田舎だとそもそも運行していないなんてことも。
メリークリスマス!的なノリでハッピーイースター!と挨拶するのが一般的。
オーストラリアではこのイースター、日本のハロウィンのように年々盛り上がっているようです。もしオーストラリアにワーキングホリデーで来ているなら街に繰り出して、お祭りの雰囲気を感じてみてはいかがでしょうか!たまごのチョコやクッキーがもらえるかも!では、ハッピーイースター!