とあるワーホリメーカーの1日(ファーム編)
実際にワーキングホリデーをしている、とある2人のワーホリメーカーの1日を追った!
どうも、毎日果物を食べているミロクです。
今日はオーストラリアのファームで働くとある2人のワーホリメーカーの1日を追ってみました。はりきってどうぞ!
Mくんの1日
ワーホリメーカーのMくんの1日に密着しました。
4:30 起床
朝、まだ暗い中起きてファームに行く準備をします。
着替えて顔洗って歯磨いて、車に乗ってとなり町のファームまで行きます。朝焼けがキレイ。車を持ってないMくんは同じワーカーの人(別の場所に住んでいる)にピックアップしてもらいます。ピックアップ代は1日5ドル(往復)
5:15 集合
ファーム到着。Mくんはパイナップルのピッキングをしています。
他のワーカーでピッキング仲間は日本人、韓国人、台湾人、ドイツ人、ネパール人と国籍が様々。パイナップルのピッキングはかなりの力、体力仕事なので男の人しかいません。
5:30 作業開始
いざグローブを手に装着していつものようにみんなで一列に並びます。
トラクターと同じ速度で歩きながらパイナップルを手でもぎとります。
↑この中を歩きます。
パイナップルの草はかなり鋭利で、服を容易に貫きます。
グローブも1枚だけではほぼ意味はなく、グローブを重ねるなりして工夫します。
腕や足をキズだらけにしながら前に進みひたすらパイナップルをとっては目の前にあるベルトコンベアに乗せます。パイナップルの頭についてる草を手でひねってとるのは簡単ですが何度も続けると腕や親指が疲れてきます。(たまに手ではとれないのもあります)ファームの仕事の中でもかなりハードな部類のパイナップルピッキング、暑さやキツさに耐えかねて脱落する人もいます。
人の頭みたいなパイナップル置いときますね pic.twitter.com/5TKYr85ymO
— ミロク (@mirokurocloverZ) 2017年1月30日
その代わりお金はいい。時給22ドル以上なので日本円で約2,000円以上。日本ではなかなか体験できないファームの仕事をしつつ美味しいパイナップルを食べながら稼げるのは素晴らしい。
13:00 作業終了
だいたい12:00〜14:00に仕事を終えます。パイナップルをもって帰ってきて、シェアハウスのみんなに振る舞います。
15:00 フリータイム
シャワーを浴び、お昼ご飯を食べたら自由時間です。洗濯したり、買い物行ったり、疲れているときは昼寝をしてしまいます。
22:00 就寝
晩御飯を食べ、翌日に仕事があるときはこのぐらいの時間に寝ます。健康的。
ファームにフォーカスして1日を追いましたが、だいたいこんな感じの1日です。
Cさんの1日
ライチのピッキングをしているワーホリメーカーのCさんの1日。
4:00 起床
ライチの木は高く、虫も多いため虫除けスプレーと日焼け止めを塗り、一緒に住んでいる人の車でファームに向かいます。
5:00 作業開始
パイナップルほどではないけど、ライチの皮もかなりトゲトゲしてます。素手でもできなくはないけどやってるとそのうち親指が死ぬでしょう。グローブをします。
枝についてるライチを手でとり、カンガルーバッグと呼ばれる前掛けに袋がついているようなものに入れていきます。まだ黄色いやつをとると怒られるので赤いのを狙ってとります。木の中のほうにも赤いのがあるため朝露をシャワーのように浴びながら作業します。
木は1列に並んでいて、1レーンを二人一組で作業します。カンガルーバッグがいっぱいになってくるか重さでうまく動けなくなってきたところで上の写真の白い箱に入れます。箱をとっての部分まで入れて1つの箱で10ドル。早い人だと1日に10〜15箱いきます。ライチを食べながら作業します(うまい
10:00 作業終了
シーズンが終わりを迎えると8:00ぐらいに仕事が終わりますがいつもはだいたい12:00前までやります。ライチを持って帰ります。
12:00 フリータイム
帰ってきてシャワーを浴びお昼ご飯を食べたら自由時間です。
さいごに
いかがだったでしょうか。とある2人のワーホリメーカーの1日を追ってみました。ファームジョブのメリットは
セカンドビザがとれる
ワーキングホリデービザを1年延長することができるセカンドビザを取得できます。
シーズンや場所次第でかなり稼げる
これは情報収集の能力が問われます。現地に来てから実際会う人たちから得る情報を頼るようでは遅いかもしれません、ワーホリでファームジョブをすることを決めたなら日本にいる間に「いまワーホリをしている人のSNSをフォローする」とか「いまワーホリしている人のブログを読む」などして生きた情報をつかんでください。
朝は早いが仕事が終わるのも早い
毎日キレイな朝焼けが見れます。場所にもよりますがだいたい昼過ぎには仕事が終わるので自由な時間が長いです。昼からお酒を飲めるのも気持ちがいい!
美味しい果物が食べれる
とれたて、もぎたてのフルーツの美味しさを知っていますか?
スーパーに並んでいる商品の果物とは別格です。みずみずしさ、甘さが違います。今まで食べてきたのはなんだったんだ?ってなります。
知識がつく
当然ファームに関する知識がつきます。自分たちが普段口にしているものが実際にはどのようにして育っていて、どのようにして採られているのか。それがわかります、得難い経験です。
「ファームジョブは英語力をあまり必要としない」
これは半分正解で半分はずれです。
もしワーカーを管理するスーパーバイザーと呼ばれる立場の人が日本人じゃなかったら?もちろんコミュニケーションをとるには英語が必要です。仕事の指示自体は簡単な英語で伝わったり、誰かに通訳してもらったりして仕事はできます。
他の国のワーカーと仲良くなったり、ストレスなく仕事をしたければ英語を上達させたほうがいいという話です。おしまい